家庭学習の方法
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2021/11/21
コラム

ご家庭で親が勉強をするよう促したところで、子どもたちは具体的な勉強方法を知りません。
学校・塾・家庭での学習方法はそれぞれ違います。
そこで今回は、ご家庭でやるべき学習方法についてお話しします。
▼集中できる環境
まずは学習環境をつくることが大事です。
学校であれば、授業の時間は決まっていて、まわりの友達も同じように勉強をします。
塾であれば、講師が直接やるべき勉強を指示してくれます。
しかし、家で勉強をする場合、いつどのタイミングで何の勉強をするべきかわからない子どもは多いです。
宿題があれば目の前にある問題を解いていきますが、自学となれば特に難しいでしょう。
ご家庭で子どもに学習をしてもらうには、勉強をする場所・時間・周りの環境を整えてあげるところから始めます。
■場所
学習場所は、自分の部屋を持っていれば、そこで勉強をさせても良いでしょう。
しかし、リビングでの学習も悪くありません。
もちろん気が散ってできないようであれば家族の協力が必要ですが、子どもにとっては家族がいる安心感が勉強しやすい環境の場合もあります。
子どもにとって一番良い場所を決めてあげると良いでしょう。
■時間
勉強をするように促しても、なかなか進んではしづらいものです。
そんな時は、時間を決めるのも良い方法といえます。
テレビを見る時間・ゲームをして良い時間など、時間やルールを決めると計画も立てやすいでしょう。
勉強をする時間を決めたら、勉強を終わる時間も決めると集中できます。
子どもの性格に合わせたルールを設けましょう。
■周りの環境
勉強に対して意欲的になれない場合、その理由の一つに、周りの環境が影響している可能性があります。
家族が無理に勉強をさせてしまっては、それがストレスになる事があります。
また、勉強に対してあまりに家族が無関心であっても本人もやる気が無くなります。
保護者も子どもの学習や宿題に興味を持つと、良い影響を与える可能性があります。
▼やる気がでる方法を考える
勉強は、行きたい学校の受験に合格するため・ついていけない授業に追いつくため・もしくは学校のテストで良い点を取るためなど理由はさまざまです。
どのように勉強をすべきかを決めるために、子どもたちが勉強をする理由を明らかにしてあげることが大事です。
受験のためであれば、受験で出そうな問題の載った参考書で勉強をしようとします。
授業で付いていくためには、教科書を予習したり復習したりします。
テストでいい点を取るためには、テストに出るところを復習します。
目的や目標を明確にする事で、家庭学習の意味を理解するでしょう。
まずは、子どもたちに目指すべきところを意識させます。
そうすれば自ら勉強方法を考えて取り組むことができます。
▼まとめ
子どもたちが家庭で学習をするための方法は、目的を持たせることで具体的な勉強方法が決まってきます。
しかしご家族の協力が必要になるため、子どもと同じ目線で一緒に考えてあげると良いでしょう。